〈生まれいずるヒューマン型アンドロイド〉● 7月4日〜9日● 銀座・ギャラリー惣 春陽会会員・長谷川光一氏の初夏の銀座定例個展。今やフィンガーアートとして独特な世界を築きつつあるが、そのモティーフは自らプラント技師として働く現場の様々な配管設備が基底にある。プラントを物質形成の源と捉え、それ自身が意思を持ったらというファンタジー・フィクションの世界を描く。それも自らの指先で曲直線、グラディカルな色彩を放つシステムを構築していくのだ。 今までは、知能を獲得したプラント中枢が自己増殖し、新たな知能体を生むというシチュエーションであったが、今回初めてヒューマン型アンドロイドが登場した。配管に同化した生成シーンはデッサンの美しさが加味され衝撃的だ。紹介の作品他、同様F4サイズの小品だが「呪術」「使徒」もヒューマン型アンドロイドを描いている。この作品に初めて接した観者は、恐らく映画の「ターミネーター」を想起するのではないかと思う。人知を越えた再生能力。撃たれても、破壊されても再生される恐怖を。作家は如何なるコンセプトでこのシリーズを始めたのか!機械文明からの人類への警鐘が内包されているのかも知れない。 (松)寸法:F4(油彩)
〈生まれいずるヒューマン型アンドロイド〉
● 7月4日〜9日
● 銀座・ギャラリー惣
春陽会会員・長谷川光一氏の初夏の銀座定例個展。今やフィンガーアートとして独特な世界を築きつつあるが、そのモティーフは自らプラント技師として働く現場の様々な配管設備が基底にある。プラントを物質形成の源と捉え、それ自身が意思を持ったらというファンタジー・フィクションの世界を描く。それも自らの指先で曲直線、グラディカルな色彩を放つシステムを構築していくのだ。
今までは、知能を獲得したプラント中枢が自己増殖し、新たな知能体を生むというシチュエーションであったが、今回初めてヒューマン型アンドロイドが登場した。配管に同化した生成シーンはデッサンの美しさが加味され衝撃的だ。紹介の作品他、同様F4サイズの小品だが「呪術」「使徒」もヒューマン型アンドロイドを描いている。この作品に初めて接した観者は、恐らく映画の「ターミネーター」を想起するのではないかと思う。人知を越えた再生能力。撃たれても、破壊されても再生される恐怖を。作家は如何なるコンセプトでこのシリーズを始めたのか!機械文明からの人類への警鐘が内包されているのかも知れない。 (松)
寸法:F4(油彩)