-喜寿記念 こころの書- 星弘道近作書展● 2月6日~17日 ● 国立新美術館 「第60回日本書作院展」に併催して開かれた。星氏にとっては6年ぶり4回目の個展。約40点。 日展、読売書法展、現代書道二十人展などで活躍する作家星弘道は既に衆目が認知する一流の一家人。その卓越した技術と修練の結晶は今展作の隅々に至る。中でも五輪額を冠した六曲屏風「李太白詩」に見る変化と均衡の調和は見事というほかない。「如如之體」においてはそれが一気に集約され、縱七尺余りの空間が緊迫に満ちている。そして「逐物意移」に目を移すと、そこには星弘道の真骨頂ともいえる造形感覚を見ることができる。以前本人に「この垂直線はどうやって引くのですか」と聞いたことがある。愚問であった。それもそのはずだ。筆一本の仕事。修練しかあるまい。それにしてもたった一本の垂直線がこれほどまでに全体を支配するとは。まさに精神の在処そのものであろう。 日展理事/読売書法会常任総務/全日本書道連盟理事長/日本書作院理事長/現代書道二十人展連続15回出品 (篠原)
-喜寿記念 こころの書- 星弘道近作書展
● 2月6日~17日 ● 国立新美術館
「第60回日本書作院展」に併催して開かれた。星氏にとっては6年ぶり4回目の個展。約40点。
日展、読売書法展、現代書道二十人展などで活躍する作家星弘道は既に衆目が認知する一流の一家人。その卓越した技術と修練の結晶は今展作の隅々に至る。中でも五輪額を冠した六曲屏風「李太白詩」に見る変化と均衡の調和は見事というほかない。「如如之體」においてはそれが一気に集約され、縱七尺余りの空間が緊迫に満ちている。そして「逐物意移」に目を移すと、そこには星弘道の真骨頂ともいえる造形感覚を見ることができる。以前本人に「この垂直線はどうやって引くのですか」と聞いたことがある。愚問であった。それもそのはずだ。筆一本の仕事。修練しかあるまい。それにしてもたった一本の垂直線がこれほどまでに全体を支配するとは。まさに精神の在処そのものであろう。
日展理事/読売書法会常任総務/全日本書道連盟理事長/日本書作院理事長/現代書道二十人展連続15回出品 (篠原)