全日本美術 ALL JAPAN ARTS
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Work No.34

末期の眼 他

奥宣憲書作展 日本のこころと美(2023.01)
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〔収録作品〕
①末期の眼 I 「芸術家は…」
②末期の眼 II 「修行僧の…」

● 11月2日〜30日 / ● 茨木市立川端康成文学館

川端康成没後50年ギャラリー連続企画展として、川端文学の一節を「書」として表現する試みが昨年から始まった。一弾として小説『古都』から3点「北山杉」「北山杉の里」「伊万里の皿に」が出品されたが、今回は旧制茨木中学校在学中の作文『雨だれ石を穿つ』からの2点と随筆『わが犬の記』より1点、随筆『末期の眼』より2点、小説『古都』より「きものの町 西陣」「高山寺」の2点、小説『美しさと哀しみと』より「除夜の鐘」「龍安寺の石庭」と川端の書より「日新者日進也」が加わった。14歳の少年が大人顔負けの文章を綴る、その才の凄さに驚いたが、随筆『末期の眼』は、書としての表現に興味が湧いた。

I の2行目3文字から5行目までの細線から墨継ぎの潤墨2行から散らしの「経て」で繋ぎ、終部を再び潤墨で締める流れの美。II は5行の淡墨細線から潤墨、濃墨での一字散らしを含めた5行、次行から淡墨へ変化して正に構成の妙。思いの深さが呼吸の機微を変えるのだ。 (松)

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末期の眼 I 「芸術家は…」 — 奥宣憲
末期の眼 I 「芸術家は…」
末期の眼 II 「修行僧の…」 — 奥宣憲
末期の眼 II 「修行僧の…」