〔釈文・作品〕木の花は(藤) 2010年制作■ 4月28日〜5月2日 / ■ 兵庫県立美術館王子分館 原田の森ギャラリー(本館1階展示室)現在個展活動に邁進している奥宣憲氏が、第10回展を期してこれまで発表してきた代表作を一堂に会する記念展を新装なった原田の森ギャラリー1階展示室で開催する。また、この個展に併せて記念図録を上梓する。このことは、自身の歩みを振り返るとともに、観者、ファンへの主張であり、非常に大切なことと思う。奥氏は、昭和26年岸和田の生まれ。幼少の頃より中尾青濤の書塾に通っていたが、22歳(同志社在学中)のとき青濤師が急逝されたため恩師の塾生の指導を引き継いだという。同時に書で生きる決心をするわけだが、翌年(昭和49年)同志社を卒業後水穂会に入会、日比野五鳳氏に師事し、その年の毎日書道展の初入選が書壇デビュー。日展には5年後の昭和55年に初入選、水穂会常任理事に抜擢され、昭和60年までに5回入選を果たす。ある意味期待の新進作家としてあったわけだが、その翌年から日展出品を取り止めている。平成3年の第29回水穂書展の出品を最後に退会を決意し、個としての書活動を目指すのである。10年の雌伏期を経て、毎年連続10回の個展は他に多くの例を見ない。是非とも足を運ばれたい。(松)寸法:26×54(扇)
〔釈文・作品〕木の花は(藤) 2010年制作
■ 4月28日〜5月2日 / ■ 兵庫県立美術館王子分館 原田の森ギャラリー(本館1階展示室)
現在個展活動に邁進している奥宣憲氏が、第10回展を期してこれまで発表してきた代表作を一堂に会する記念展を新装なった原田の森ギャラリー1階展示室で開催する。また、この個展に併せて記念図録を上梓する。このことは、自身の歩みを振り返るとともに、観者、ファンへの主張であり、非常に大切なことと思う。
奥氏は、昭和26年岸和田の生まれ。幼少の頃より中尾青濤の書塾に通っていたが、22歳(同志社在学中)のとき青濤師が急逝されたため恩師の塾生の指導を引き継いだという。同時に書で生きる決心をするわけだが、翌年(昭和49年)同志社を卒業後水穂会に入会、日比野五鳳氏に師事し、その年の毎日書道展の初入選が書壇デビュー。日展には5年後の昭和55年に初入選、水穂会常任理事に抜擢され、昭和60年までに5回入選を果たす。ある意味期待の新進作家としてあったわけだが、その翌年から日展出品を取り止めている。平成3年の第29回水穂書展の出品を最後に退会を決意し、個としての書活動を目指すのである。10年の雌伏期を経て、毎年連続10回の個展は他に多くの例を見ない。是非とも足を運ばれたい。(松)
寸法:26×54(扇)