第3回国際美術大賞コンクール展
坊城 妙海
「かの夏の日も…」
しなだれた朱の鶏頭の花、霞んだ緋の背景、僅かに黄緑の色を残した葉は虫食いの痕を残し、過ぎた夏の活けるもの達の精彩色を僅かに留めている。憂いと郷愁を優しく画布に塗りこめている。