第39回日彫展

 

市村 緑郎

「虹」

 腰に手をあてがい、左肩をややいからせながら左遠方に目をやる。あっ、すごく奇麗、と雨上がりに架かる虹の饗宴にしばし自分を忘れる。そんなニュアンスが伝わってくる。髪に刺した大きな簪が一興。     (松)