第48回日彫展


山本 眞輔

「悠久の祈り」


 “祈り”は特別に何をでなく、自然に対する畏敬の念であろう。長いコートを羽織り両掌を胸の前にして立つ女性は、目を閉じて静かに祈りを捧げている。刻という見えないものに心を寄せる、不可視を可視の世界に。(中)