第37回日展

彫刻

 

蛭田 二郎

「聖母子のトルソもしくは子と母のかたち」

 

 背を母に寄せ、その腕を両手で抱えこむ子の姿、そこに母子の情愛の本質をうかがわせる。

それはトルソという、全体を造り切らない故の表現性と、イメージの喚起力によろう。