第9回日展
蛭田 二郎
「異邦の人」
額にかかる髪、悲しみを湛えた瞳、口許など若者の表情は、耐え難き不条理に耐えているのではないか。ウクライナの人々の苦悩への思いを作家はこの頭像に籠めたのだ。母子像に愛と絆を謳っているゆえになおさらだ。(中)