第118回日展

 

九後 稔

「希う」

 

 この世の「生きとし生けるもの」を慈しみ大切にしたいと願う心の究極のポーズかもしれない。全てを受け入れるという思いの覚悟とその深奥が滲んでくる。両手を広げた前面の空間が実空間のように広がる。(松)