書壇院ギャラリー第107回展〈企画展示〉
吉田苞竹の高弟近藤秋篁の書が歿後45年の今、虎ノ門の高台書壇院ギャラリーに蘇っている。高校書道教科書にも掲載された楷書の名作「王士禎詩」をはじめ、昭和26年日展出品作楷書六曲屏風「蘇東坡詩」や昭和33年の書壇院展に発表された縱二字の珍しい楷書横披など、碑拓全套本も含めた壁面23点。展示ケースには鄭文公碑、書譜、争座位帖などの臨書折帖7点、自運1点。秋篁蔵拓本として魏靈蔵造像記剪装本など3冊。秋篁蔵本として東観餘論翻刻本など5帙が公開されている。技巧よりも書の気韻、品格を重んじ、黙々と学書の深きを尋ね歩き、孤高の生涯を残した近藤秋篁。今の時代だからこそ、学書の原点を問うためにも、絶好の機会。6月3日までのロングラン。ぜひ一見されたい。
菜根譚〈76歳〉
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王維詩〈74歳〉
王士禎詩[日展](昭和34年)〈71歳〉
詩経[第25回書壇院展](昭和33年)〈70 歳〉 |