高橋 静豪 傘寿の書
― 新蘭亭を書く―
● 1月15日〜18日 ● 東京芸術劇場
日本書道院副会長・毎日書道会参事等をつとめる高橋静豪氏の「新蘭亭を書く」と題した傘寿記念展。
高橋氏は周知の如く桜美林大学の教壇に25年間立ち(現在名誉教授)、蘭亭の講座を続けてきた。その関係で学生と共に蘭亭の故地にも足繁く通い(これまで百数十回)、それが縁となって紹興文理大学の客員教授として迎えられたのが平成18年のこと。その地で着任記念「高橋静豪書法展」が開催され、会場で世界漢詩協会会長の錢明鏘氏との知己を得て、氏の「蘭亭秋禊詩序」を揮毫したのが「新蘭亭」の謂れとなっており、本傘寿展の副題になった。今展には麻布4枚の長條幅の新蘭亭行書作品をメインに、王羲之の蘭亭序から、唐、宋、明、清に亘る詩人の蘭亭の周辺の詩を金・銀紙をはじめとして様々な民芸紙に多彩に表現、盛会となった。その中、凧仕立ての王羲之の蘭亭序(右書き)と錢明鏘の新蘭亭(左書き)を挙げた。(松)
