第9回日展
岡野 楠亭
「焚膏繼咎」
韓愈進学解からの選文。灯油を焚いて、日の光りを継ぐ。学問への戒め、道標と捉えたい。印影は作者らしい緻密でかつ幻想的。右行は中心を立たせ、左行は空間を取り込んだ動勢で見せる。側款の隷書釈文も見逃せない。(篠原)