第9回日展

 

上林 三玲

「玉響」

 細字仮名を一貫して発表する作者。今作は牧水歌一二首を12紙に書き分ける。掲載は部分である。特筆は全歌に変体仮名を使っていないところ。可読性を重視し、細字仮名作品への親しみを考慮したところに共感を覚える。(篠原)