改組新第4回日展

 

井谷 五雲

「玉鸞嚶よう」

 石刻文字の風韻、風趣を好み、それを積極的に印面に反映してきた作者。今作はまた一層その独自性が強まり、時代感をあらわにした印影である。辺縁と本文の関係も見逃せない。特に下辺の消え入るさまが心象に訴える。(篠原)