〜仮名と共に〜
中村天馨 書作展


● 1月13日〜19日
● 熊本市・鶴屋本館8F美術

 

 白鴎書道会会長・中村天馨さんの古稀を記念しての初個展。
 白鴎書道会は内田鶴雲に師事した故・中村龍石氏が昭和34年に創設した。
 天馨さんは昭和25年に熊本県阿蘇郡に生まれ、6歳で習字を始め、昭和38年中学入学と同時に縁あって中村龍石・天香に師事したと聞く。高校1年で熊日展に初入選し、以降、白鴎で研鑽を積んできた。日展の初入選は平成3 年(20回入選・会友)で、平成11年に龍石会長が逝去され、続く天香会長を身内として支え、平成20年副会長に。そして平成26年、会としても念願の日展特選受賞を果たしている。が、熊本大地震で会は2年間の延期。展覧会復帰の平成30年に中村天馨会長へとシフトした。今展には、特選作品を含む40点が並んだ。その中、同郷の佐藤武之著「阿蘇の野の花」の一節を書いた調和体の絶妙な言葉の間と、有働木母寺句の二曲屏風「芦の火」の包容さを挙げた。(松)

 

 

阿蘇の野の花

芦の火