改組新第6回日展
藤川 翠洋
「咲きそめし」
和歌二首の行書き。紙面一杯に広がる簡素な白の世界。しかし各行中は複雑な変体仮名が絡まり、うごめいている。何故に白いのか。均等の行間が緩やかな山型の行頭に抜け、連動しているからだろう。静かな春がある。(篠原)