第37回 日展

 書道 

 

東山 一郎

「 萬葉歌 」

 

 万葉集巻第十秋雑歌「雁を詠める」よりの一首を、伝小野道風筆継色紙などに見られる戻り書きの手法で書した作品。

雲の点在する空を思わせる特漉の宇陀紙に歌が浮かぶ、視点移動のその風情がいい。