第39回日展 書道

中野 北溟

「風」

 近代詩文書は本来詩文のもつ響きを、文字にいかにのせるかという宿命を負っていると思う。

だから、書き手がただ字面だけで選文出きるものでない。

その点、この作品は詩人の書である。ことばが凝縮されて存在する。