改組新第5回日展



中野 北溟

「風薫る」

 

 一つの言葉のみで作品が完結する作家はそういない。しかも調和体となると北溟の独壇場だろう。今作も紙面に横たわる詩情が自然に見る者の心を誘う。それは「大らかな動感としての空間感」が胸に迫るからであろう。(篠原)