改組新第3回日展



中野 北溟

「夕焼は燃えている」

 

 言葉の音感を線条に託し、抒情を奏でる。九十を過ぎても作書思想が一切ぶれない本物の姿だ。幼少の頃に見た夕焼の世界。作者の胸に刻まれたその大きな空間は今、言葉と書によって再現される。(篠原)