改組新第8回日展

 

市澤 静山

「駘 蕩」

 

 作為ではなく、痕跡としての粗いにじみが随分印象深い作。中鋒から躍動する線条は充分な墨量によって温雅かつ鋭敏に定着している。そしてそれは語意を想像させることにもつながっている。右下方の空間も効果的。(篠原)