第35回 日展

 書道 

 

 

 

後藤 秀園  「海原の」

 

 萬葉集巻11相聞歌であり古歌集の中の一首である。

波間に浮かぶ大船に乗ったような、おおらかでたゆたう書線の流れが詩意を伝える。

特筆は豪快さの中にきっちりと豊饒な空間をつくり上げていることである。