第38回日展

宮重 小蘭

「鳥啼歌」

 深山龍洞師は師系の書風を一切奨励しなかったというが、横振幅をしながら揺れ動く正に独特の風を持ったかな書である。

漢字系と佐理を合わせ持ったような味わいがあり、重ねて女性特有の繊細な機微もある。