第38回 日展

 

崎 華 祥

「 君を待つ 」

 「君待つと庭にしをればうちなびくわが黒髪に霜ぞおきにける」と恋慕の歌二首を抑揚ある書線にのせた作品。

思いの強さを潤墨で大胆に配し、その中に繊細な心の震えの機微を内包せしめた。思い入れが深い。