改組新第3回日展

津金 孝邦

「百花繚乱」

 

 「匂い立つような墨の色香」が念頭にあったと言う。つまり作者は無限の墨色の境地を百花繚乱に託したと言えよう。その実、墨は緑がかった発色を見せ、息づいている。そして的確な鋒の働きもそこにある。(篠原)