改組新第7回日展
大西 きくゑ
「万葉集歌」
万葉歌三首を調和体に書きつないだ作。かな作家らしい行立てと潤渇構成で品位を保ちながら、可読性を重視したと見える。随所の連綿にも無理がない。しかしそこには高度な技術がさりげなく隠され、緊迫の白がある。(篠原)