第39回日展

 

日比野 実

「冬の月」

 40歳で早世した白樺同人・木下利玄の利根川で詠んだ月の歌二題「一村の夢おだやかに月ふけて・・、月さむき・・」を、横振幅を効かせた抑揚のある筆致で大らかに纏めた。

終行部の「こ」が絶妙なポイントになった。