43回日展

 

佐伯 華水

「八一のうた」

 

 三六尺の空間に実に自然体に仮名が流れる。八一の歌がそうであるように、大らかで奇を衒うことがなく、無心の作と言えようか。墨色の温かさも加わり、空間を包み込むような全体感。卒意が溢れている。