―書の美を求めて―
加藤子華 書の世界
● 5月31日〜7月21日
● 三重・パラミタミュージアム
日展会員、天真会理事長・加藤子華さんが米寿を記念する展覧会を、地元(三重県四日市)近くの菰野町の岡田文化財団パラミタミュージアムで2ヶ月間にわたり開催した。この会場で書展が開催されるのは初めて。
加藤さんは四日市市に生まれ、幼少期から教師で書家であった父・加藤光城から楷・行・草・かなを学び、四日市高校卒業年(18歳)で日展初出品、初入選の偉業を成し遂げている。大東文化大卒業年に木村知石に師事、書芸院、毎日、日展に出品し、毎日展大賞を受賞。知石師没後の昭和60年に甫田鵄川に師事し天真会に所属した。読売閨秀展でも常連作家だったが、平成10年、14年日展特選、21年に日展漢字部門で数少ない女性審査員に推挙された。令和元年文化庁地域文化功労者・文科大臣表彰。確かな書法を継ぐ58点が並んだ。
(松)
