改組新第6回日展

 

加藤 子華

「王漁洋詩」

 

 万葉仮名二十二字草体の構成。「わが屋前の萩の下葉は秋風もいまだ吹かねばかくぞもみてる」作者の季節感に合致した選歌がこの鮮やかな線条の流れを生んだのだろう。そして行間の白が美しい。白の為の墨痕ともいえる。(篠原)