改組新第4回日展

 

加藤 子華

「王漁洋詩」

 

 横八尺三段の行草は作者の最も得意とするところ。この縱の狭い空間に三字、四字を入れ、始終乱れぬ調子で貫徹する書力はいつ見ても感心する。今作は紙の黄の暈しも作品の華やぎにつながった。優美と品格を具えている。(篠原)