喜壽 宮田鶴聲 書作展

書の道五十年のあゆみ

 

■3月1日〜6日
■ リーガロイヤルホテル(大阪)1階ギャラリー

 

 日本書道会会長、日本書作家連盟副会長で日本墨游会を主宰する宮田鶴聲氏が喜寿を迎え、初個展を開催した。
 宮田氏は、昭和8年大阪生まれ。中学、高校と書道部に在籍し、昭和23年に産経新聞社大阪本社に入社後、日本書道会会長の岡林可道に師事し書の世界に入った。同会では機関誌「筆苑」の編集部長を歴任し、2008年6代目会長に就任されている。しかし、岡林師の逝去後の1977年に、戸田白雲門下にも入り、その手腕と人柄が認められ、日本書作家連盟の副会長に就任すると共に国際芸術展、日本書道美術館展、産経国際書展、21世紀国際書展などに出品を続け現在に至っている。また、2000年に創設した日本墨游会は他分野美術も包括した書のサロン的な趣を持ち、既に11回展を数えている。
 さて、今喜壽展には氏の初期から現在までの作品約50点が並んだ。九成宮、蘭亭序の臨、杜甫、張説の行草多字数は正当帖学に準じ、その後自風の書に徐々に変化していく。一字書「嵐」がそれを物語っている。更なる健筆を祈念したい。(松)

 

 

     

作品の前で(宮田鶴聲氏)

 

嵐