改組新第3回日展
榎倉 香邨
「黒 髪」
若山牧水の歌四首。行頭を揃え、整然の中にも機敏な動きを配した香邨九十三歳の手。牧水の「純愛の戦慄」が詠まれた昂揚の四首を、香邨が冷静に認める。まるで「日は行かず」と己に投げかけるように。(篠原)