第37回日展


榎倉 香邨

「夏富士 」

 牧水と晶子の歌を好んで書くが、今回は牧水の夏富士の歌五首を書した。

四首までは行頭からだが、最後は散らしから入っている。

突入れた潤墨部と細線の明快部との対比が富士裾に渡る爽快な風を連想させる。