第39回日展 書道

 

山田 勝香

「潮 騒」

 万葉集・巻第一の雑歌より、持統天皇の伊勢行幸の折り都に残った柿本人麻呂が詠んだ恋歌。

悩めく思いの言葉を、からまりうねる筆線の熱情が再現させる。

大胆な用筆に繊細な機微が垣間見えて色香ある。