第9回日展

 

吉澤 劉石

「渡鳥」

 島木赤彦歌の音感を「切断と連綿の交響」で表現した。特に最終盤の響きが印象深い。静かにさりげなくも、広大な音の調べをくみ取り、そっと散らして上部の空間に訴えた。もちろんそこへ行き着く展開あってのこと。(篠原)