改組新第7回日展
野田 正行
「春を惜しむ」
かなりの技術で颯爽と書いているが騒がしさがなく、むしろ空間は沈着の度合いを増している。作者が言う「王羲之の十七帖や澄清堂帖を根底においた勉強」の証左でもあろう。短鋒による強い線条もそれに加担する。(篠原)