国際芸術交流展 神戸 2011

フランス・タンナ王室芸術アカデミー賞

井上 蒼雨

「蝉しぐれ」(自詠)

 

 3〜17年も地下で幼虫時代(アブラゼミは6年)を過ごし、成虫となって短い夏を鳴き通す蝉を歌った自詠歌である。V字の視点構成が骨格をなし、潤いある書線と渇筆の対比も清々しい。