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丹 羽 蒼 處 個展 ■ 5月18日〜22日 ■ 桜木町・守玄齋 李商隠 (義山)詩 「涙」 丹羽蒼處氏の主宰する蒼芝文會書展が第10回展を迎え、桜木町のゴールデンギャラリーで開催され盛会となったが、同館の画廊「守玄齏」で丹羽蒼處個展が併催された。出品は紹介の八紙大作「白居易詩(琵琶行)」をはじめとした約20余展。ひととおり見回して思ったが、白い紙の作品は「曹植詩(情詩)」の一点のみ。これもまた珍しい。また、絹本の作品が目に留まる。2m超の細長い横額作品の「陶淵明詩(歸園田居五首」の終始一貫したリズムの冴え、「沈又(江南春)」の爽やかさ。その二点の絹本の自筆下絵も粋である。紹介の絹本「涙」には絵はないが、潤墨部がいいポイントとなって全体の響きが心地ち良い。また得意の細字行草「釟自珍詩(三首)」、「白居易詩(訪陶公奮宅)」も見応えある。そして左遷された白居易の心情「琵琶行」を朗々と謳い上げる。充実の個展だった。(松) |
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