改組新第5回日展



梅原清山

「器 望」

 

 器量と人望。強く大きな言葉を北魏風の楷書で堂々と書した作。九十代半ばを過ぎても衰えぬ筆力。特に直線の切れ味には執念のようなものを感じさせる。落款もまた清冽だ。狂いのない号書きに「師槙軒」の赤が光る。(篠原)