改組新第3回日展



梅原清山

「寛猛相濟」

 

  九十四翁の清々しい筆致。春秋左氏傳から撰文した。「寛大さと猛しさを相宜しくする」の意の如く、線は澄み、形は六朝の野趣を残して躍動を垣間見せる。これでも「満足まで行かない」とするところが作家魂だ。(篠原)