第49回日本の書展
現代書壇代表より

 

牛窪 梧十

「對花把酒學慍藉(陸游)」

 

 陸游の七言詩の一節を篆書で整然と書しているが、微妙なカスレ、線の強弱、最後に2字分をとった「藉」字の配字と行草の落款部が微妙な動感を与えて作品に静かな膨張感を生じさせている。日展文部科学大臣賞、日展特別会員、謙慎書道会事務局長、全国書美術振興会理事。(松)