改組新第3回日展

 

樽本 樹邨

「瀉 瓶」

 

 かなりの濃墨を用い、連筆で書いた作。「自分では意図しなかった表現」が現れたと言う。六朝楷書の発展途上の体に材を得たか。紙面一杯に展開する強い線の構築はその時代性を彷彿させ、次代をも想像させる。(篠原)