横山喜代子 書 展
■ 3月7日〜12日 ■ 銀座 鳩居堂画廊
毎日書道展審査会員、あきつ会常務理事の横山喜代子さんの第2回目の個展。 第1回展は平成12年の3月、会場も同じ銀座鳩居堂であったが、当時は仲田光成師も健在で、名画「ビルマの竪琴」や「絶唱」などの映画のカメラマンが喜代子さんの夫君と知った。 あれから4年、光成師、及び美佐登さんも逝去され、正に師の興したあきつ会の中で、師風を継承しながら如何に自風を確立していくかという独り立ちを決意した個展開催と思われる。 注目の作品を2点紹介させて頂いたが、一点は武原はんの「舞ぞめや」。大胆な2行構成は光成師を彷彿とさせる筆致であり、切り込みの鋭さが句意を活かしている。また、西行の「しだれさく」は空間をうまくとって求心的に文字が響いて心地よい。また、橋本多佳子の「火と風と」は今後に続く新境地が窺えた。全32点の出品。 (松)