第35回 日展

 書道 

 

 

日比野光鳳  「最上川」

 

 先ず、書き出しの漢字の雰囲気が変わった。

齋藤茂吉の没後50年を想って茂吉の歌二首を書した作品だが、前三行がフッとした情感を醸し出しており、視点変化の動的転換を促している。

従来にない新しい構成だ。