第37回日展
日展会員賞(書)
高木 厚人
「春」
西行の歌二首を山形にオーソドックスに構成した作品だが、実に視線の通りが自然で、それでいて平凡に終らせない澄んだ線質の微妙な変化が生きている。
後半の散らしを入れた余白部が心地よく書線リズムに共鳴する。