第10回日展

 

杭迫 柏樹

「事上磨煉」

 書は「可読性を無視しては成り立たない」と断言する作者。大いに共感したい。絵画と比肩した時代は終わったのである。書という芸術の独自性を追求した作は、書譜に摘む五合五乖の原理さえもを浮き彫りにさせる。(篠原)