第9回日展

 

新井 光風

「聞道」

 

 作書の根底に「線の命と存在感」を常に据える作者。その実態はどの作においても衆目を魅了してきた。そしてここにきても尚、「新たな世界の幻影を追いかけ」る。それは今作に見る強弱緩急の揺らぎにもありそうだ。(篠原)