第36回読売書法展

 

新井 光風

「贏ちゅつ」

 

 老子「大贏如ちゅつ」からの選文と思われる。「まだ見ぬ書の新たな世界の扉を開くことに挑戦」とする作者の作書姿勢がこの言葉を生みだしたのであろう。「満ちては、屈する」光風の信念が「命のかたち」に定着する。(篠原)